何この長文


以前も書いた通り、私は本家HPの他にflickrでも作品を公開してるんだけども、
そこで外国の方がすごくコメントしてくれる。
内容は紋切り型の社交辞令なんですが、
コメントの数そのものである程度一般のリアクションがわかったり。
自分の作品を客観的に見れない(らしい)私には結構ありがたい。



客観的に見れないというか、私の場合、
自分の作品に対する自分の評価と周囲の評価が食い違うことが多い。
例えば「牛乳パック」。
これは主観的には刺身のツマ的位置付けの適当作品だったのだけども、
実際は私の代表作になってしまった。
最近では「ライオン」が我ながらいい感じだったけれども周囲の反応はそこまででもなく、
逆に「天狗」は、そこそこ自信はあったけどここまで評価して頂けるとは思わなかった。
探偵団マガジン最新号で北條さんに「天狗」の解説を頂いたけれど、
私自身が素で「ああ、なるほど、そうなのか」と思ってしまった。
あれは絶対褒め過ぎだと思うけど。



これはなんだろう、私が折紙作品で見る所が一般と違うのか、
それとも私の作り手補正が強烈なのか。
前者にしろ後者にしろ、それを具体的に把握しとかないと魅力的な作品は作れないよなぁ。




議論の着地点が見えなくなってきた。
いずれにせよ、娯楽目的で折ってる私はきっと本能のまま折り続けるので、
わかったところであまり変化はない気もするけど。
数打ってポツポツあたってるならとりあえずいいか。





みたいなことを、天狗折りながら今日考えた。
こんな長文なのに山無しオチ無しでごめんなさい。